城好き小1息子と名古屋市にある名古屋城へ行ってきました。
目的は2018年に復元完成した本丸御殿と16年ぶりに地上に降りてきた金の鯱です。
いつもは名古屋城の天守閣から名古屋の街を見守っている金の鯱ですが、コロナの疫病退散と地域活性化に繋げようと地上に降臨してることをニュースで知り、行ってきました。
名古屋城アクセス
名古屋城 | |
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住所 | 愛知県名古屋市中区本丸1−1 |
電話番号 | 052-231- 1700 |
開園時間 | 午前9時~午後4時30分 ただし、本丸御殿へのご入場は午後4時まで |
休園日 | 12月29日~31日、1月1日(4日間) ただし、催事等により変更となる場合があります。 |
公式サイト | 特別史跡 名古屋城 |
中学生以下は無料です。
観覧料 | |||
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区分 | 個人料金 | 30人以上の団体 | 100人以上の団体 |
大人 | 500円 | 450円 | 400円 |
名古屋市内高齢者 | 100円 | 90円 | 80円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 | 無料 |
地下鉄からのアクセス
名古屋城へ行くには名城線「市役所駅」で降りて7番出口から歩いて5分です。
車でのアクセス
私はいつも車で行きますが駐車場が少ないのでご注意ください。
平日は比較的停められますが、イベント時や土日祝日は道路に駐車場待ちの渋滞ができる事もあります。
正門前駐車場(普通車・大型車・自動二輪車・原付)
利用可能時間 午前8時45分~午後9時30分
収納台数 普通車308台
※こちらは名古屋城の天守閣に一番近い駐車場で、平地と地下があります。
二の丸東駐車場(普通車)
利用可能時間 午前8時30分~午後10時30分
収容台数 普通車123台
金の鯱とご対面
まず最初に金の鯱を見に行きました。金の鯱が展示している名古屋城ニ之丸広場は正門から歩いて10分ほどの場所にあります。人出はありましたがそこまで混雑はしていない印象。10分位で見れたかな?
こんなに間近で金鯱が見られるのは嬉しい贅沢ですね。こちらは雄の金鯱です。
滅多に見ることが出来ない鯱の後ろ姿。
水盤に浮かぶこちらは雌の鯱です。
本当に疫病退散してくれそうな迫力と雰囲気があります。
名古屋城本丸御殿
次は2018年6月8日に完成披露した本丸御殿へ向かいました。
名古屋城天守閣と本丸御殿とは?
名古屋城天守閣と本丸御殿は初代将軍徳川家康が当時の最新技術を駆使して作らせた最大級の城で、城郭として国宝第一号指定の城で日本三名城の一つでもあります。
天守閣は豊臣秀吉から備えるため、本丸御殿は住居や宿泊所として利用されていましたそうですよ。
本丸御殿は明治の時代になると宮内庁の管轄となり、皇族の離宮としても活躍していました。
天守閣と本丸御殿は消失してしまいましたが、後に天守閣のみ鉄筋コンクリート造で再建。
その後年月を経て名古屋市が保存されていた資料を基に本丸御殿の再建を決定。約10年、総工費およそ130億円かけて復元しました。
城郭の史料が多く残されていたので忠実な再建が可能になったとの事ですが、何百年もの間大切に保管されていた事実が、名古屋城への敬意と愛情を感じますね。
いざ御殿内へ
平日でしたが入口に行列が出来ており入場まで20分位並んだかな?でもスタッフさん曰く早く入場できた方らしいです。
混雑を避けるため前後合わせて10人単位でのグループ入場です。このシステムのおかげで御殿内で密になりずらく、ゆったり見ることができました。
入口付近のロッカーに荷物を預けてスリッパに履き替えて入場です。
本丸御殿の建物の中に入った印象はまず広い!そして完成から3年近く経ちましたがまだまだ新しく檜の良い香りに包まれています。
奥に進むと金・金・金・金箔の豪華さに目が眩み、息を呑むほど美しい襖絵・天井板絵や錺金具・装飾に感動します。
圧巻の欄間の装飾彫刻。
私が一番見惚れたのはこちら「笹と椿に山鵲(さんじゃく)」
臨場感と迫力が凄い!
山鵲はカラス科の鳥で、中国に実在して縁起のよい鳥といわれているそうです。中国版幸せの青い鳥ですかね。
壁やふすまに書かれている絵画も色彩がとても綺麗。実物の絵画を元に復元模写して色彩も再現したそうですが、江戸時代にこの豊かな色彩を表現できる絵の具?があったことに驚きです。
豪華絢爛で派手な御殿内ですが、奥へ行くにつれ段々と落ち着いた雰囲気になり、色鮮やかな作品が墨絵や水墨画になっていきます。
色彩については濃彩・淡彩・水墨の順で部屋の格が上がるそうですよ。豪華な装飾を取り除いて洗練された究極美が格調の高さを表しているんですね。
まとめ
名古屋城本丸御殿はとにかく贅を尽くした建物と見応えのある芸術品達で、当時の技術を随所に垣間見ることができ、大変貴重な時間を過ごす事ができました。
個人的には、近世城郭御殿最高傑作の再現や復元模写に携われた方は幸せだったろうな。といった印象を受けました。
歴史好きなお子さんも、きっと感動すると思います!