我が家の息子はあまり運動が得意ではありません。幼稚園の頃は体操教室に通っていましたが、運動が嫌すぎて辞めてしまった過去があるほど体を動かすことが苦手。
外遊びも好きではなく、いつもお家でYouTubeかゲームをしています。
ただ家でダラダラ過ごしているだけではこれ以上に体が鈍ってしまうので、なるべく親が外に連れ出してかけっこやボール遊びをしています。
縄跳びの練習も付き添いなんとか人並み程度には飛べるようになりましたが、逆上がりだけは何度チャレンジしても一向に上達しません。
でも小学校の体育で逆上がりは重要な必修科目。
出来ないままでは子供が劣等感を持つようになるかも…と心配になり、何度も練習に付き合いましたが全然進歩せずでした。
そのうち「外で逆上がりの練習をしているところを見られるのが恥ずかしい」と言うようになり
(プライドだけは高い息子…)
室内用の鉄棒の購入を検討するようになりました。
しかし我が家は狭い2LDKの賃貸マンション。
・鉄棒を置く場所があるのか?
・邪魔にならないか?
・音が響いて周りに迷惑をかけないか?
・そもそも子供が率先して練習するのか?
などなど悩むことはたくさんありましたが、思い切って購入してみました。
結果は大正解。
鉄棒は確かに広げたら場所を取るけど、折り畳むことができるので使用しないときは隅っこに置いて邪魔にはなりません。
またマットを敷くなど防音対策を徹底すれば騒音はカバーできるし、子供も喜んで練習してくれています。
今回の記事では、購入した室内鉄棒の詳細や効果・逆上がり成功までの道のりを詳細にレポしていきます。
逆上がりが苦手なお子さんをお持ちのママパパさんや、室内鉄棒を購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
購入した鉄棒はこちら
たくさんの候補のなか選んだのはこちら【さか上がりデキ太】です。カラーは息子の好みで青にしました。
商品の詳細とこちらの鉄棒を選んだポイントをお伝えします。
商品到着
商品の段ボールにそのまま伝票が貼ってあります。過剰包装無しでゴミ捨てが楽なのは嬉しいです。
商品・組立説明書・逆上がり虎の巻が入っています。
構造は簡単なので女性1人20~30分ほどで組み立て可能です。
選んだ理由
手すり用のグリップがついている
手の滑りを防ぐためのグリップです。鉄棒を回った時、鉄棒がお腹に食い込んでくる痛みを軽減する効果もあり息子には好評でした。
しかし難点も。ずっと握って回転するのでグリップが捻じれてしまいました。
元に戻そうと反対側に捩じってみても戻らず仕舞い。
まあ見た目が悪い以外に支障はないので放置しています。不要になったら外せば普通の鉄棒になるだけなので。
11段に高さ調整ができる
公園の鉄棒は高さが変えられないので、子供に合った高さに細かく調整できるのは助かります。
また最大級に伸ばし、鉄棒にぶら下がって腕の筋肉を鍛えることも可能です。
スリムに折りたたんで収納ができる
収納場所も心配でしたが、ご覧の通り薄く折り畳めるので全く邪魔になりません。鉄棒はそこまで重くないので女性1人でも軽々持ち運びできます。
滑り止めカバー&ロック付きアジャスターでガタつきが少ない
土台にゴムが覆われているのでズレにくいし床に傷がつく心配はありません。
ただ直接床に置くと多少の振動はあります。
我が家ではジョイントマットを敷いたり、防音対策に低反発マットレスを敷いて使用しています。
本当は鉄棒用のマットも購入しようかと考えていたのですが、試しにシングルサイズのマットレスを敷いてみたらピッタリ合ったので代替品として使用していました。
購入を検討したのはこちらです。こちらもまた折り畳みできるので収納に困らないのと、1年保証が魅力でした。
↓
追加で購入した補助ベルト
鉄棒を購入して約2か月。週に3日くらいは練習していましたが、なかなか上達しません。
本当は小学校にある逆上がり補助版で補佐した方が蹴って回転する感覚を掴みやすいかとは思うのですが、これこそ置いておく場所がありません。
そこで代わりの最終手段として鉄棒ベルトを追加購入してみました。逆上がり練習具として人気の商品です。
口コミでは【数回で逆上がりができるようになった!】と大絶賛のレビューが多く、ちょっと半信半疑の購入でしたが、本当に数回で逆上がりができるようになりました!
しかしそれは、補助ベルトをつけての話です。
ベルトを外してチャレンジしてみると…当たり前ですが、やっぱりすぐにはできません。
ただ回転するコツは掴めるし、ベルト補助有りでも逆上がりできた!と自信につながるので、ベルトは有効な補助道具ではありました。
本当に運動が苦手なお子さんで、逆上がりを克服する一歩目が欲しい方にはおすすめです。
補助ベルト使い方
5段別にベルトの長さが変更でき、短めから挑戦します。
短いと鉄棒とお腹の距離が近く腰を支えてくれるので、蹴ったあと少しの力で楽に回転できます。
徐々に伸ばしていき一番ベルトが長くなる赤に到達すると、ほとんど支えがなくなるので自分の力だけで回ることになります。
この時、逆上がりに必要な【蹴り上げる力】【腕の力】【バランス】が鍛えられていなければ当然自力で逆上がりはできません。
逆上がりに必要なのは腕の筋肉
いつも練習に付き合って気づいたことがありました。
逆上がりに必要なのは足の蹴りだけではなく、身体を引き上げるだけの腕の力がとても大事なんじゃないかって事。
腕に力がないからお尻が上がず回転できないのでは?
そこで息子に毎日腕立て伏せと鉄棒のぶら下がりのトレーニングを課すことに。
最初1秒も出来なかったぶら下がりですが、だんだん1秒、2秒とぶら下がる時間が増えてきました。
毎日気軽に練習できるのは室内用の鉄棒のおかげですね。
さらに特訓すること約1か月弱、なんとか息子はやっとやっと自力で逆上がり成功することができました。
運動が苦手な子が努力で逆上がりを克服した経験は自信となり、今後の人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。
まとめ
雨の日でも風の日でも猛暑の日でも、やりたい時にいつでも自宅で気軽に鉄棒の練習ができたから逆上がりが出来るようになったと断言できます。
子供が逆上がりが出来てなくて悩んでいるママさん、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか?
きっとお子さんのやる気を引き出す一歩になりますよ。