岐阜県関ケ原観光レポ。石田三成陣跡と不思議な魅力満載【関ケ原ウォーランド】

関ケ原キャッチ画像 子供とおでかけ

以前から歴史的に興味があった岐阜県の西南端、不破郡にある関ケ原古戦場へ行ってきました。

誰しも一度は歴史の教科書で学んだことがある天下分け目の決戦が行われた地へは、名古屋から高速利用して約1時間程度で到着です。

関ケ原の陣営は各地に点在していますから事前に陣営マップを確認して計画を立てて行くことをおすすめします。

(我が家は行き当たりばったり無計画だったので、かなり時間を無駄にしました。)

地図はこちらから確認できます。

関ケ原観光ガイド

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笹尾山・石田三成陣跡

一口に古戦場跡地と言っても場所は広く前述したように点在しているので、とりあえず駐車場のある陣跡を目指しました。

まず最初に向かったのが笹尾山。麓に無料駐車場があるのこちらに停車して一番の観光ポイント石田三成の陣跡を目指し笹尾山に登ることに。

無料駐車場

5~10分位階段を登って到着。頂上には石碑と展望台に史跡位置図があり照らし合わせて古戦場全域を眺めることができます。

マップ

この地に石田三成も立っていたのかな?何を思って眼下を見下ろして指揮していたのかな?なんて思いを馳せてしまいます。

すぐ近くには笹尾山交流館があり、そこで有料ですが甲冑体験が出来ます。戦国武将から足軽までなりきることができるので思い出作りにどうでしょうか?

決戦地

のぼり

近かったので駐車場に停めたまま「決戦地」まで歩いて行きました。過去最大級の激戦が行われた地ですが今はのどかな田園です。

看板


本当は他にも色々みて回りたかったけど歴史の勉強が始まっていない小学生低学年の息子には関ケ原の地はまだ響かないらしく、残念だけど陣営巡りはここで終了。高学年になったらまたリベンジします。

関ケ原ウォーランド

次に向かったのは関ケ原ウォーランド。こちらは約1万坪という広大な敷地内に関ケ原合戦の様子を200体以上の人形で再現したテーマパークで、以前テレビでも日本随一の珍スポットとして紹介されていましたね。

浅野祥雲3大聖地のうち桃太郎神社五色園には既に行ってる我が家のとって外せない場所です。

ただ人形とはいえ戦いを模しているので、小学生低学年が見に行って大丈夫かな?と少し心配でしたが9割方は大丈夫でした。

残りの1割NGだった場所は一番奥なんですけど、少し刺激が強いので小学2年生の息子はスルーさせました。(下で詳しく説明しますね)

テーマは合戦なので若干殺伐とした雰囲気ではありますが、子供用に無料ゲームやクイズなども準備して小さいお子さんも楽しんでね!といった意気込みも充分感じられる場所なので、今回のレポを参考に遊びに行ってみてください。

アクセス・概要

HP関ケ原ウォーランド
住所〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1701-6
電話番号0584-43-0302
開館時間  4~11月:10:00~16:00
12~3月:10:00~15:00
※土日祝は16時まで営業。
休館日定休日なし(年末年始は休館)
料金 料金/大人500円:子供300円
駐車場無料駐車場が有り。
アクセス岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1701−6
名神高速道路 関ケ原I.C.より10分。高架下の看板を曲がって300m

本物さながらの臨場感ある人形

入場してすぐは遊具があったり綺麗な花が咲いてほのぼのした雰囲気だけど、奥の方に行くと武将の人形たちが死闘を繰り広げていました。シュール…シュールですが、これが浅野祥雲ワールドなのであります!

関ケ原の戦いの陣形で配置されているので、コース通りに回ればどのように合戦が変化したのかわかるようになっているそうです。

人形

敵と対峙する雑兵、恐怖に慄く兵、落馬する兵、指揮する武将などリアルに再現されています。

人形

武田信玄さんの亡霊も特別出演です。

人形

歴史で学んだ有名な武将たちがたくさんいて、好きな武将を見つけるとなんだか嬉しい。

人形

西軍と言えば石田三成が浮かびますが、でも総大将ではないんですよね!?

人形

また有名武将の歴史に残る逸話シーンの再現もありこちらも見ものです。

人形

石田三成のお友達で西軍の所要メンバー大谷吉継の自害シーンですね。頭巾は省略かな?
家臣の湯浅五助が側にいますね。ウォーランド全てを見てまわった後にここを改めて見るとなんだか複雑…。

小さいお子さんは要注意ゾーン

上記で触れた子供に見せるのは戸惑うシーン。それはこちらの【首実検場】です。

人形

徳川家康が討ち取った敵の首が本物かの判定をこの場所で行っているシーンがあり、これが結構リアルで怖い…。

みはちる
みはちる

私は【首実験】の看板を見落として中へ進んだので、ある武士が棒に吊り下げて運んでいる物を見てびっくりしました。

人形

一見、徳川家康と武将達が座って出迎えているように見えるので、「わぁ~い」と駆け寄って並んで写真でも撮りたくなりますが、一番奥に座っている家康の前には生首の人形が置いてあります(遠目では名札で隠れてわかりづらかった…)。

場所の意味を理解して真ん中に立つとなんだかゾワゾワ。こういうのが苦手な方は奥に行かないほうが賢明です。

※因みに置かれた生首は上で紹介した湯浅五助。自害した主君の大谷吉継の首を晒さない代わりに藤堂高刑自分の首を差し出したシーンの再現でした。


歴史に忠実な所もウォーランドの魅力のひとつですね。順番通りに回っているとタイムスリップして関ケ原の戦いを実際に見ている不思議な気分になりました。

子供が楽しめる遊具・ゲーム

入場してすぐの場所に木製の2人乗りのブランコが置いてあります。

ブランコ

等身大の軍馬の人形もあり、馬に乗って武将気分で写真が撮れます。

馬の人形

合戦に関連したミニゲームも。こちらは戦国輪投げ。

輪投げ

出入り自由の資料館の中に入ると

火縄銃の輪ゴムで飛ばす射的も。武将の名前を狙って打ちます。

火縄銃のおもちゃ

まと

大人用と子供用のクイズも用意されていて、回答を受付に提出するとお子さんは景品がもらえます。

部屋

みはちる
みはちる

因みに息子の時はうまい棒2本とシールをいただきました。小腹が空いていたので嬉しかったです。

出入り口に滅茶苦茶懐かしい記念メダル刻印機と販売機が。かなり古そうでしたがまだ現役で活躍している様子。

メダル刻印機

かなりシュールな場所でしたが、合戦の雰囲気は掴めたし勉強になりました。それにしてもこれだけの数の人形を作り上げた制作意欲に感服です。

まとめ

関ケ原レポいかがだったでしょうか?子供連れだったのでウォーランドの方がメインになってしまいましたが、本当は陣営全てを回りたかったし古戦場記念館にも寄りたかったのに叶わず残念でした。

ただ子供が高学年になったらまたリベンジする目標ができたので、数年後成長した息子と再び訪れるのを楽しみにしています。

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