今まで年賀状作成のみ使用していた我が家のプリンターですが、子供が小学生になってプリンターを活用する機会がとても増えました。
小学1年生の自宅学習用プリント印刷の一部
・平仮名、カタカナ書き取り練習
・掛け算表
・漢字表
・日本地図・世界地図
これらをネットから印刷して毎日の自宅学習に活用しています。子供のレベルに合わせてすぐ用意できるのでとても便利です。
ただ5年近く使用していたプリンターがとうとう使えなくなってしまいました。
使用不可能になったのはEPSONカラリオのEP-707。「廃インク交換」エラーがでた為、メーカーに問い合わせたらメンテナンス修理対応期間が終了のため交換ができず、処分することになりました。
このエプソンプリンターは操作性や印刷画質はとても良かったのですが維持費がとてもかかるコストパフォーマンスの低い機種でした。
・使用していないカラーインクが頻繁に切れる。
・新しくカラーインクをセットしないと白黒コピーができない。
・純正インク代が高い。
そこで次に購入するプリンターはインク代の負担が軽い物が欲しい!と考え
色々調べた結果、低ランニングコストの呼び声が高いCanonのG3360を購入してみました。
初めてのタンク式プリンターでしたが、確かにカートリッジタイプよりはインクの減りがゆっくりな印象です。
エプソンの前機種と比較しつつ、G3360の使用感想をお伝えしていきます。
購入した複合機G3360の紹介
モデル | G3360 |
発売日 | 2020年11月12日 |
スマホからのプリント | 〇 |
Wi-Fi | 〇 |
無線ダイレクト接続 | 〇 |
インク・色数 | 4色ハイブリッド(黒・青・赤・黄) |
液晶モニター | 2行液晶(白黒・バックライト無) |
給紙方式 | 背面給紙 |
最大給紙(A4普通紙) | 100枚 |
付属品です。ブラックインクは135mlが2本セット。赤青黄は各70ml。
簡単セットアップ
プリントヘッドを取り付けてインクをタンクに投入したら終了です。因みにインクは余ることなく全投入。PC&スマホのセットもアプリをインストールしたら難しいことはなく終了しました。
カラーコピー&モノクロカラー試し刷り
設定が完了したので、試しにプリンターの操作マニュアルをカラーコピー&モノクロコピーしてみました。
モノクロコピーは特に問題なく印刷できしたが、カラーコピーをよく見たら薄っすら横線が入っているのがわかりますか?用紙設定ミスかな?と思い色々変更してみましたが改善はされず。
他の写真でも試してみましたが、でる時とでない時があります。すごく薄い線なので気にはなりませんが一応お伝えしておきます。
前機種(エプソン)大きさとデザイン比較
少しCanonの方が大きいです。カートリッジ式に比べインクタンクは独立しているのでその分スペースが必要になるのでしょう。あとこちらの機種は電源ボタンやモニターが正面ではなく上についています。
良い点①印刷コストが安い
この機種の最大の特徴は低ランニングコストです。白黒1ページあたり0.4円、100ページでもたった40円のコストで印刷できます。
A4普通紙 | 1ページ当たり |
モノクロ | 約0.4円 |
カラー | 約0.9円 |
前機種EP-707の印刷コストも調べてみましたが、A4普通紙モノクロの公式発表が無いためわかりませんでした。
ただ純正インク IC6CL80(参考価格4000円~5000円位)の使用で白黒881枚印刷可能とのことで、仮に4000円で割ると一枚約4.5円とかなり割高なことがわかります。
良い点②大量プリントが可能な特大容量「ギガタンク」搭載
特大容量なので頻繁な補充の手間が省けます。
1本分でA4普通紙 | |
ブラックインクボトル | 約6000枚印刷可能 |
カラーインクボトル | 約7700枚印刷可能 |
エコノミーモード | 約7600枚印刷可能 |
良い点③印刷スピードが速い
印刷速度も従来機種より高速化が進み大量印刷でもストレスを感じません。特にモノクロは前の機種より断然速いと感じます。
A4普通紙 | 毎分 |
モノクロ | 約10.8枚 |
カラー | 約 6.0枚 |
良い点④廃インクのメンテナンスカートリッジ交換が自分でできる
前プリンターが動作不良になった原因は廃インク交換エラーだったので、今度は自分で交換できることも必須条件でした。
廃インク交換パッドは、プリンターを使用していくうちに必要になるメンテナンスなので、自分で交換できたら修理に出す手間と修理代金を節約できます。
長年使用していると(5年以上が目安)、メーカーのメンテナンス修理対応が終了になり本体の買い替えを余儀なくされることも多いプリンターでしたが、自分でカートリッジ交換ができたら続けて使用できるので経済的です。
デメリット
次に何度か使用して感じたデメリットをお伝えします。
印刷の音が響く
印刷スピードが速いので短時間ですが動作音は大きいです。
公式パンフレットには【稼働音約51.0dB】と表記があり、これは家庭用クーラーの室外機や換気扇の音と同等レベルですが、それよりはうるさいです。
個人的には掃除機くらいの音はしてるんじゃないかな?と思います。
背面給紙なので場所を取る
こちらの機種は前面給紙機能が無く背面に給紙トレイを取り出して使用するタイプです。トレイのサイズを測ったら約8cmでした。本体より約8センチ後ろに場所をとるので余分なスペースが必要です。
液晶の字が小さい
液晶モニターは白黒で2行表示。字が小さくバックライトも無いため暗い場所ではとても見辛いです。またスタートボタンや液晶が正面ではなく上についているので、ホコリ除けのカバーをかけている我が家はいちいちカバーをずらす必要があり操作性が悪いなと感じます。
カラーの色味が暗い(ような気がする)
最後は私の個人的感想ですが、トーンが若干暗いような鮮やかさが薄いような気がします。
あと前述のとおり印刷したら薄い線が出ることがあるので、家庭で使用するだけなら許容範囲内ではありますが、綺麗なカラーコピーの画質を求める方には他をおすすめします。
まとめ
総合的に判断すると、購入して良かったです。
家庭で使用するだけのでハイスペックモデルは不相応だし、写真のクオリティも必要無いのでこちらの機種で十分でした。
なんと言ってもインク代の節約などコスパが良いのは嬉しい。これからさらに我が家でのプリンター使用頻度が上がりそうですね。